いまや相続トラブルは金持ちだけの問題ではなくなった

相続トラブルが起るのは金持ちの家庭であり、財産の少ない家庭では相続トラブルなど起りようがない、と考えている方は多いのでしょうか。

でもそれは過去のことです。2015年から相続税の制度が大きく変わり、基礎控除額が大幅に縮小されますから、相続税の対象になる人は一気に増えると予想されています。数千万円の財産を持つ、いわゆる”小金持ち”が多いと言われる今の日本ですが、そうした人も一気に相続税対象者に組み込まれるのです。

相続が発生すると、心配になるのが相続争いです。いわゆる骨肉の争いと言われる肉親間の相続争いは、今後は他人事とは言えなくなってくるのです。そんなことになったら今まで仲が良かった兄弟姉妹が、相続争いのためバラバラになってしまいます。そうならないためには、今すぐ新しい相続税について正しい知識をつけることが必要です。

遺産相続でもめるのはどういうときなのか

相続争いとは遺産の取り分をめぐってもめることです。もめる背景には法定相続人各自の経済的な事情が影響してきます。つまり進学期の子供を抱えていて教育費が必要だとか、住宅の購入に多額のお金が必要だとか、相続人各自の事情が異なることによってお金の必要度も違ってくるからです。

したがって目の前の遺産というまとまった財産を目にすると、つい自分の分け前をできるだけ多くしたいという意識が働くのです。これが人間の欲というもので、これが強く働くと、遺産争いへと発展していくのです。その争いのもっとも多いのが兄弟姉妹間によるいわゆる”骨肉の争い”と言われるのものなのです。